依頼主とワーカーさんをマッチングするタイプの家事代行トップ2というと、カジーとタスカジをあげる人がいます。
実際知人・友人の中でも初めての家事代行は、始めやすいこの2社のどちらかから始める人がほとんどです。
私もカジーの「お試し代行」を試してから、彼らが提供できるサービスにどのようなものがあるのか興味がわき、タスカジやキャットハンド、その他の家事代行を試してきました。
でも結局、どっちがいいのでしょうか?
1社以上掛け持ちする必要はないので(特殊クリーニングの場合以外)、あなたのニーズに合うサービスを選ぶと良いです。
それぞれの公式サイトを見てみても、「う~ん、どっちもいい気がする…!」と感じるかもしれません。
私はカジーもタスカジも両方使ってみて、どちらも生活をとても快適にしてくれました。
ヘルパーさんたちには感謝しかありません。
実際に私がカジーを利用した時の本音の感想・口コミはこちらに詳しく載っています。^^
⇒ カジー(CaSy)を使ってみたレビュー!気になった事をチェックする
でもどっちも気になる…。結局はどちらがいいのか?と聞かれることもあるため、トップ2を以下の点から徹底比較していきます。
- カスタマーサービス
- 指名・リピートしやすさ
- 必要な最低限の依頼時間
- 交通費
- サービスの質とレベル
個人的には2社ともそれぞれ長所・短所があるので甲乙つけがたいのですが、家事代行を初めて使うあなたにはカジー(CaSy)の方をおすすめします。
その理由はなぜなのでしょう…?
一つずつ一緒に見ていきましょう。^^
【カジーとタスカジを比較】カスタマーサービスが良いのはどっち?
もし何か起こったときにすぐスタッフにつながる電話がある分、圧倒的にカジーの方が便利に感じました。
どちらも公式ページから問い合わせを選択すると、「問い合わせフォーム」が開きます。
質問がある場合はこのフォームを利用することになりますが、返信が帰ってくるのは最大5営業日かかります。
依頼を検討している人の質問には答えてくれますが、問い合わせフォームは緊急のトラブル時には対応しきれません。
録音ではない「人」からのサポートを受けられるかどうかが、この比較ではカギになりました。
万が一ワーカーさんに何か起きたり、トラブルが起きた場合はすぐに対応方法を聞くことができるので安心です。^^
カジーのカスタマーサービス
カジーへの問い合わせはフォームを使うことを推奨していますが、サイトを見ると電話番号も記載されています。
上記の通り、カジーのカスタマーサポート電話番号は
050-3183-0299
となります。
平日だけでなく土日や祝日にも対応してくれるのが嬉しいですね。^^
実際に電話を掛けると、1分も待たないうちにスタッフの女性が電話口に出てくれました。
(トラブル関連ではなく、単に質問をした時のことです)
18時近くと仕事が終わってサービスが終わるギリギリの時間でしたが、すぐに繋がってくれてユーザーとしては大助かりでした。
タスカジのカスタマーサービス
こちらはタスカジ公式ページの「よくある質問」の一つです。
「電話によるサポートはありますか?」という質問がありますが、その返答が「メール受付のみ」とはっきり記載されています。
もしヘルパーさんとトラブルに巻き込まれてしまった時に、一緒にその場で緊急の電話をかけることができないのは心細い要素でもあります。
後に「言った、言わない」や「やった、やらなかった」の議論になってしまうことも。
幸い私がタスカジを使った経験や、タスカジでリピート指名している知人でこのようなトラブルに見舞われたことはありませんが、直接人と話せる選択肢があるのは利用者にとって安心できます。
結局カスタマーサービスはカジーとタスカジのどっちがいいのか?
カジーとタスカジ両方のカスタマーサポートを比べてみた結果、カジーをおすすめします。
特に家事代行サービスを初めて使ってみるあなたには、より速やかにサポートを受けられるカジーの方が心強いでしょう。
【カジーとタスカジを比較】ワーカーさんの指名・リピートしやすさはどっち?
家に仕事に来てくれ、仕事の質が高かったりとあなたの気に入ったワーカーさんを見つけた時は、次回の依頼時にその人を指名したり、その人でリピートをすることができます。
カジーとタスカジの指名サービスは同じようで違うので注意しましょう。
2社の指名制度を使った私が正直におすすめするのは、指名制度は追加料金のかからないタスカジになります。
ただ、カジーもタスカジも相性が合うワーカーさんに出会えたら、次の回から指名する方がおすすめです。
⇒ 料金を払ってでもワーカーさんを指名・リピートする方が良い理由
カジーのワーカーさん 指名・リピートのしやすさ
カジーで指名依頼をすると通常の料金に1時間440円を追加で払う必要があります。
例えば3時間の掃除を希望のワーカーさんを指名して依頼(キャンペーン適応無し)すると、
(1時間2,460円×3)+交通費700円+(指名料1時間440円)の計算になり、
合計9,400円になります。
指名料が1,320円かかるので、合計金額を占める割合も馬鹿にできません。
ワーカーさん一人一人が一定の家事技術を持っているか管理するカジーなので、料理や衣類など個人差の出る依頼以外は指名・リピート制度を使う必要が無い分、すぐに依頼に応じることができるワーカーさんの分配を優先している場合もあります。
タスカジのワーカーさん 指名・リピートのしやすさ
家事代行サービスを提供する企業の中でも、指名料がかからないのはかなり珍しいので、相性の良いワーカーさんに出会えればかなりラッキーです。
そんなワーカーさんを見つけたら、思わず「今までどこにいたの~?」と思ってしまうほど。
特にワーカーさんとなるために一定の家事スキルが厳しく決められていないタスカジに依頼をすると、あなたの求めるレベルの家事をしてくれる人が来てくれる可能性はカジーよりも低くなります。
その分、あなたの求める家事に近い仕事をしてくれるワーカーさんに出会うことができたら迷わず次からも指名するようにしましょう!
一つ注意点としては、指名されるワーカーさんは他の依頼主と仕事時間が被った場合はあなたの希望時間に来ることができなくなるので、その時にどうするかも考えておくと良いです。^^
結局どっちがワーカーさんの指名・リピートしやすい?
ワーカーさんの指名・リピートは追加料金がかからないという理由で、ダントツでタスカジがおすすめです。
上記の例でカジーで3時間の家事代行を頼んだ場合も、かかる費用の1割以上が指名料になってしまうことが分かりました。
タスカジで依頼をするうちに気に入ったワーカーさんを見つけることができたら、指名料がかからないのでどんどん利用するのがお得です。
【カジーとタスカジを比較】1回の依頼に必要な最低利用時間
家事代行サービスは1回の依頼につき、最低数時間ワーカーさんに働いてもらう必要があります。
会社によってその最低数時間はプランなどに分けられ異なるために、あなたが必要と感じる時間を取りやすいサービスをおすすめします。
「気になるところだけプロにお願いしたい…」
「どのくらいのスピードで仕事をしてくれるのかわからない…」
そんな悩みが聞こえてきそうですね。
でもご安心を。
もし初めて家事代行サービスを使うなら、よりフレキシブルに依頼時間を選べるカジー一択です。^^
タスカジとどう違うのか見ていきましょう。
カジーで1回の依頼に必要な最低利用時間
なぜ、私がカジーをおすすめするかというと、最低1時間からの利用が可能だからです。
これは大まかな掃除や料理をするのではなく、配達物を受け取ったり、クリーニングに出していた衣類を受け取りに行ったりと細かい仕事だけを片づけてもらいたいときに助かります。^^
この1時間プランはとてもフレキシブルに使えるので、私も重宝しています。^^
例えばネットスーパーやアマゾンなどで頼んだ配達を受け取ってもらうだけの仕事も依頼できるのです。
もちろん2,3時間の仕事をしてもらう中、配達を受け取ってもらう事も可能です。
しかし多くの家事代行サービスが3時間~などまとまった時間しか指定できないのに対し、私たちがいつでもより短い仕事枠を選べるのは忙しい平日では安心して任せられるのは嬉しいです。
タスカジで1回の依頼に必要な最低利用時間
タスカジは1回依頼すると、最低3時間はワーカーさんにお手伝いしてもらう仕組みとなっております。
なのでちょっとした用事のみをお願いするなどはなかなかできないのが短所です。><
家全体の掃除やスポットクリーニングをお願いしたい場合は最適ですが、1日の中でワーカーさんが来る間家にいる、まとまった時間を取らないといけません。
また3時間以上の仕事を希望する場合は追加でもう3時間お願いすることになるので、やや使い勝手が悪くなります。
本格的に何時間も掃除してもらいたい場合はタスカジを選ぶのが良いでしょう。^^
結局どっちの必要最低時間が少なくて済む?
共働きで忙しい平日にお手伝いさんを頼むのなら、よりフレキシブルに対応できるカジーを圧倒的にお勧めします。
郵便局やクリーニング、荷物受け取りといった、ちょっとした用事を代わりに行ってくれるのが共働きの我が家では大変心強く感じました。
【カジーとタスカジを比較】交通費の払い方
お手伝いさんに家に来てもらう時は、それぞれのマッチングシステムが最短距離のワーカーさんを選んでくれますが、彼らの交通費を払うシステムがこの2社では違います。
結論から言うと都内で住む共働きの私としては、カジーの交通費支払いシステムの方が使いやすく感じました。
あなたの住む場所やワーカーさんが通勤する距離によっても違ってくるのと、細かい小銭を用意するのが苦になるかどうかで決めるのが最も良いでしょう。^^
カジーで交通費の払い方
カジーはワーカーさんの通わなければいけない距離にかかわらず、一律700円を1回の依頼で支払う仕組みとなっています。
なので、いつも決まった金額をすぐ渡せるように用意しておけるカジーの方が私には向いていました。^^
これはお手伝いさんが家に到着したら直接渡すことになるので、私たち夫婦はいつも500円玉と100円といった小銭を用意しています。
(ちなみに、ピザやウーバーのデリバリーではないので1000円を渡して、お釣りをもらう心づもりでいるのはやめた方が良いです><)
700円は3つのコインで支払えるため、いつも小分けにして封筒に入れてきてくれたワーカーさんに渡せるようにしています。
時間がない上、小銭を気にする気力も無駄にしたくない。ズボラで面倒臭がり屋な私にはカジーが合っていたのでした。
タスカジで交通費の払い方
タスカジのお手伝いさんが来てくれた時は、あらかじめマッチングアプリで教えてもらう最短距離の交通費を渡すことになります。
ワーカーさんが近くに待機している場合はカジーの700円よりも安くワーカーさんを呼ぶこともできますが、日々忙しい私には1円単位で料金を用意するのが負担になってしまいました…。
しかも同じワーカーさんではない場合は、そのたびに新しい金額の小銭をピタリと用意する必要があります。><
細かい金銭の計算が苦手ではない人はタスカジの方が最終的にはお得になる場合もあります。
結局交通費を払うならどっちを使った方が楽?
共働きで家にいる時はあまり神経をすり減らしたくない。私には細かい小銭を用意するよりも700円の決まった額を揃えればいいだけのカジーが向いていました。^^
いつも小銭を家に用意している家庭であれば、タスカジの方が得するときもあるでしょう。
もし細かいお金にまで気を回せないほど心身疲労している時や、家に小銭を置いておく習慣がない家庭にはカジーをお勧めします。
【カジーとタスカジを比較】サービスの質とレベル
カジーとタスカジは、ワーカーさんを雇用するときの制度が異なるため、掃除や料理の基準が少し違ってきます。
私の場合は、家事やカスタマーサービスの研修を通過しているワーカーさんが必ず来てくれるカジーをいつも使っています。
平たく言えば、当たり外れがないと言うような感じで、皆さんが平均的に高いスキルを持って仕事に臨んでくれるからです。
上記の交通費と似ていますが、忙しい毎日の中より良い家事代行サービスを細かい選択をすることなく安心して任せたい人にはカジーが向いている可能性が高いです。
カジーのサービスの質とレベル
カジーのサービスは一定の質を保証してくれるワーカーさんが来てくれるので、安心して任せることができます。
もし料理の作り置きをして欲しい時は、料理専門の試験を通ったワーカーさんが来てくれるので、腕の保証ができていて安心できます。^^
(少々味の違いはあるものの、皆美味しく作ってくださっています。)
スポットクリーニングも皆さんが特化しているように思え、そのプロフェッショナリズムが伺えます。
何よりも私たち依頼主とのコミュニケーションの取り方の研修や試験を受けてきているため、意思疎通がしやすく、望み通りの仕事をしてくれるので掃除や収納の細かいリクエストも叶えてくれます。
カスタマーサービスについて学んだワーカーさんたちへの依頼はコミュニケーションが苦手で自分の思っていることを伝えるのが苦手、という人に特にお勧めで、あなたの希望をしっかり丁寧に聞き出してくれた上で仕事をしてくれるのがどの会社よりもユーザーを大切にしていると感じました。
タスカジのサービスの質とレベル
タスカジのワーカーさんは研修は動画視聴のセルフトレーニングを経て選考が始まります。
その後3時間の実施テストに通過した人だけが登録され、最も近い依頼主の元へと行くシステムになっています。
厳しい試験をクリアした人だけが正式登録されるので、どのワーカーさんも掃除・家事の腕は確かなのはカジーと変わりません。
しかし実際に彼らのサービスを経験してみると、タスカジの特徴はワーカーさん一人一人が基礎的な掃除(または料理)ができるものの、得意・不得意な家事があることに気が付くでしょう。
あなたの家から近いワーカーさんのプロフィールをマッチングサイトで見て、来る人を選ぶことができますが、わざわざ時間や気力を使って探し出すのが面倒な方にはちょっと手間かもしれません。
(かくいう私もその一人です…^^;)
しかしあなたのニーズに特化したワーカーさんを見つけることができれば、これ以上心強い味方はいません。^^
結局どっちの方がサービスの質とレベルが高い?
結果に差がない仕事や、スムーズなコミュニケーションを求める人は迷いなくでカジーを選びましょう!
ほぼおまかせモードで希望通りに掃除・収納してくれるので、初めて家事代行を使う人は感動すること間違いなしです。^^
精神的・気力的に余裕がある時には、タスカジで付近にいるワーカーさんについて調べてみるのもいいでしょう。
この2つの会社は同じようで細かいところで違ってくるので、時間的な余裕や家事ニーズに合わせて使い分ける人もいるほどです。
カジーとタスカジを比較したら、結局どちらがおすすめなの?
両方とも性質や制度が違うものの、共働き主婦を助けてくれるので悩みますが…
総合的に判断して、個人的にはカジーがリードしている印象を受けました!
カスタマーサポートや依頼主とのコミュニケーション教育に力を入れているだけあり、まだ家事代行サービスを使うことに慣れていない人でも
「こんなに簡単に家事が片付いた!」
「もっと早く使い始めればよかった」
等、QOL爆上がりした人も何人も知っています。
初めて家事代行を利用する方は、お試し制度やカスタマーサービスがより充実しているカジーで依頼するのをおすすめします。